俺ルールの多い発達障害者
発達障害、自閉症の人は謎の俺ルールが凄すぎます。
こうしたい、あ~したい。
他人の迷惑にならないものなら構わないのですが・・・。
ところお構いなしでいろんな奇異行動、ヘンテコな事をしてきます。
人の家に行き、いきなり冷蔵庫を開ける。風呂場を開ける。カレンダーなどひっくり返す。難癖をつけ、正しいことだと言い張る・・・などなど。
突っ込みどころ満載。
対応が重要です。
俺ルールの治し方
障害があるからと言って放置してはいけません。本人にそうしたい理由があるのはわかりますが、やって良いこといけないことを学ばないと際限なくおかしなことを繰り返します。
学べば行動は変化していくのですから。しっかり対応しましょう。
「勝手過ぎる振る舞いは嫌われる」
それじゃあ何が勝手なの?
本人が分からないから直せない。
例)注意される→直せない(直さない含む)→嫌われる(同級生)→開きなおる→無視される→臨界点→直していく
理由は後から本人がタイムラグがありながらも理解します。時間をかけて分かるのが自閉脳です。
痛み、デメリット、メリットなどがごちゃ混ぜになった状態からほぐれながら理解が進むのかもしれません。
やってはいけないことを少しずつ時間をかけて理解していきます。
粘り強く駄目なことは駄目と注意していきましょう。
SSTなどでは追いつきません。毎日の暮らしの中で行わないと夥しい数のおかしな行為を減らすことは出来ないのです。
俺ルールの変化
児童期、思春期、青年期でそれぞれ出てくる問題も変化していきます。
その都度対応していきましょう。
子育て領域>療育域です。
発達障害児の思春期をなるべく穏やかにするためにも前段階の取り組みが必要です。
俺ルールを無くす前段階
まず、神経発達のためにも「言葉以前のアプローチ」をかけていきます。身体、神経をほぐし、リラックスした状態を目指しましょう。俺ルールやヘンテコな考え、動きは未熟な身体と密接に関係していると思われます。発達の抜けを埋め、成長を促していきます。
俺ルールを注意出来ない大人
俺ルールを注意出来ない大人の方(親、支援者)は「言葉以前のアプローチ」や筋トレ、運動、ボイストレーニングなどを行い、自らも動ける身体を作りましょう。待っていても何も起きません。ご自分のお子さんが今後困ることが多くなるならば対応しなければならないでしょう。体力、胆力を身に付け、即行動出来るようのします。子どもさんに真剣に対峙するためには心身の鍛錬が不可欠です。
気合いを入れていきましょう!
本人が不利益を被ることが問題
本人の持つ力をMAXまで持っていく努力を親、支援者がやっていないことが問題です。本人が不利益を被ることは大問題なのです。「教えられないと分からない」特性ですから周りの人間が気付かせていくことが重要です。