独特な持ち味!
ヘンテコでユニークな子が多い発達障害児。
「うちの子は役に立つ個性が無くて」
とお母さんに言われているお子さんを見てみると、どうでしょう?
とても面白いところがあったりします。
そんな「個性が無い」なんて会話があると親御さんが「個性を見抜くこと」って難しいんだな・・・と思います。
遊びの中から見つかる魅力
お子さんの魅力は遊びの中で育まれます。
何が得意で何が不得意か?
遊びの中から発見できます。
初期の段階では親は面白がって応援しているだけで良いでしょう。
勉強だって遊びの延長です。
楽しい上に褒められると続くのです。
椅子の絵
素敵な椅子の絵を描く女の子がいました。
椅子の形は独特で配色も面白いものです。
アウトサイダーズ・アートやアールブリュットの作家さんの描くような絵です。
でもお母さんはその魅力に全く気付いていませんでした。
私はこれを伸ばしたら・・・と思いましたが。
気付かれない魅力
持ち味に気付いてもらえない事は子どもさんにとって辛いことだと思います。
出来ない事を出来るようにするということで親御さんが療育や勉強で一定の段階に早く到達させたいのは分かります。
ですが「楽しい行動パターン」とは順序が逆になっている場合の方が多いのです。
持ち味を発揮出来るとモチベーションが上がり他の事にも取り組み易いメンタルが出来上がります。
怒られ、注意されることばかりが多いので持ち味を褒められる事が細い命綱のようなものなのです。
その命綱を太くしていくことで楽しい時間が増えていきます。
これがあるから頑張れる
発達障害児に限らず「これがあるから頑張れる、楽しい」は存在します。
少し居場所が過ごし辛いなと思ったとしても、頑張れるものや支えになるものがあれば・・・。
「楽しい」だけでなく、自分を支えてくれる得意事が自らの中にあれば、自信を持って乗り越えられるものもあるのではないでしょうか?
それがたとえ少しヘンテコでユニークでも「捨てる神あれば拾う神あり」
何が誰の目に留まるか分かりません。
楽しい得意事でトライすることを覚えれば、新しい世界が拓けることもあるかもしれません。
さあ、発見と旅立ちの世界へ!!!